税理士に頼むと、いくらかかるのか。税理士の報酬には決まった定価がなく、事務所によって金額も、料金に含まれる中身もかなり違います。
開業や法人化を考えるときに、まず気になるのが税理士の顧問料です。ただ、月の金額だけを比べても、本当の負担は分かりません。
この動画では、税理士報酬がどんな料金の組み合わせでできているのか、金額が何で決まるのか、ネット上の相場の目安はどれくらいかを、税理士が順に解説しています。
あわせて、1年でいくらになるかで比べる考え方、契約の前に確認しておきたいこと、これからの税理士報酬の見通しにも触れています。ぜひ最後まで動画をみてください。
※この動画は2026年(令和8年)10月時点の情報にもとづいています。
▼税理士報酬に定価はない
・以前は税理士会が報酬の規定を設けていましたが、2002年4月から自由化されています
・そのため、事務所によって金額も、料金に含まれる中身もかなり違います
▼契約の形は大きく2つ
・顧問契約: 毎月サポートを受ける形。会社や規模の大きい個人事業主に多い
・申告だけの契約: 年に1回の申告だけを頼む形。規模の小さい個人事業主や副業の方に多い
▼税理士報酬の料金の内訳
・顧問料(毎月): 日ごろの相談や、税務署から問い合わせがあったときの対応など
・記帳代行料(毎月): 領収書や通帳の入力を任せる場合
・決算料(年1回): 決算と申告書の作成。月の顧問料の何か月分、という決め方が多い
・年末調整料(年1回): 給与や役員報酬を払っている会社
・税務調査の立会い: 1日いくら、という形で、調査があったときだけ
▼金額は何で決まるか
・売上の規模(取引の数と、税理士が負う責任)
・帳簿の入力を自分でするか(自分で入力しても、チェックの料金がかかることがあります)
・面談の頻度(毎月か、3か月に1回か)
・業種(建設業・製造業の原価計算、現金仕入れの多い飲食店など)
▼ネット上の税理士報酬の相場の目安
・法人: 月の顧問料が2万〜5万円ほど、決算料は月の顧問料の4〜6か月分
・個人事業主: 月1万〜3万円ほど、申告だけを頼むなら数万〜20万円ほど
・公的な統計ではなく、ネットの記事の目安で、幅もかなりあります
▼比べるときと、契約の前に
・月の金額だけでなく、1年でいくらになるかで比べる(例: 月3万円で決算料が4か月分なら、年間48万円ほど)
・相談はどこまで顧問料に含まれるのか、決算料や年末調整、調査の立会いは込みか別料金かを確認
・その内容を契約書に書いてもらうと、あとで「言った、言わない」になりません
▼これからの税理士報酬
・物価や人件費の上昇、人手不足で報酬が上がる可能性もあれば、AIで作業が減って下がるという見方もあります
・どちらに進むかはまだ分からないので、金額だけでなく、何をしてもらえるかと相性を見て選ぶのがおすすめです
▼出典
報酬の自由化: 近畿税理士会の資料(税理士報酬規定は2002年3月31日に廃止)。相場の目安: 弥生株式会社、ミツモア、クラウドワークス等のWeb記事(2026年10月時点)。
※なお、動画の時間の都合上、詳しくは触れていませんが、誰が担当するかによっても税理士報酬は変わります。
税理士が直接担当するのか、経験豊富なベテランスタッフが担当するのか、あるいは新人スタッフが担当するのかによって、報酬に違いが生じます。
一般的には、税理士 > ベテランスタッフ > 新人スタッフ の順に報酬が高くなる傾向があります。
▼目次
0:00 税理士に頼むと、いくらかかるの?
0:09 顧問料の中身と相場の目安
0:16 税理士の報酬に定価はない
0:39 契約の形は大きく2つ
0:55 税理士報酬の料金の内訳
1:48 金額は何で決まるのか
2:01 入力をご自身でするか
2:15 面談の頻度
2:26 業種による手間
2:41 ネットで相場を確認すると
3:11 1年でいくらになるかで比べる
3:27 月の金額が安く見えても
3:38 契約の前に確認すること
3:56 これからの税理士報酬
4:14 何をしてもらえるかと相性で選ぶ
4:26 締め
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ぜひチャンネル登録をお願いします。次回の動画もお楽しみに。
【税理士・三股秀之のプロフィール】
三股秀之会計事務所は経営者のビジネスパートナーとして共に経営課題に取り組んでいく事務所です。
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