「月次試算を見せてもらっているが、数字の見方がわからない」
「利益が出ているのに手元にお金がない」
経営者が最も苦手とする資金繰りの問題。お金がなくなる前に、数字を正しく読む習慣を身につけることが経営安定の鍵です。
今回は、経営者が毎月必ず確認すべき6つの経営数字を解説します。
① 当月の売上総額と前年同月比
最も基本的な経営指標です。前年比で売上が伸びているか、減少しているかを毎月把握しておくことで、早い段階で課題に気づきやすくなります。
② 粗利益率の推移
売上に占める仕入・原価の割合の推移を確認することで、在庫ロス・値引き・仕入単価の変動などの異常に早い段階で気づくことができます。
③ 固定費合計と変動費合計
従業員の給与・家賃・リース料などの固定費と、仕入・運送費などの変動費を分けて把握することで、コスト削減の優先順位が明確になります。
④ 現金・預金残高の推移
現金残高が毎月増えているなら資金繰りは健全、減っているなら要注意のサインです。利益が出ているのに現金が減っている場合は、売掛金の回収期間が長い、または在庫投資が増えている可能性が高いです。
⑤ 月別利益の確認
単月ごとの利益を確認することで、どのタイミングで業績が良い・悪いのかを把握できます。季節変動や一時的なコスト増加の影響も見えやすくなります。
⑥ 累積利益の確認
累積利益を見ることで、年間の着地見込みを把握できます。節税対策や設備投資、役員報酬の見直しなど、経営判断に直結する重要な指標です。
まとめ
月次試算表は「見るだけ」では意味がありません。
数字を正しく読み取り、現場の経営判断に結びつける習慣を身につけましょう。
北九州市・下関市で月次試算表の読み方や経営数字の活用についてお悩みの方は、三股秀之会計事務所へお気軽にご相談ください。
